[メイン2] フィッツジェラルド : Middle「Survey started」 登場:team2 member only

[メイン2] 牛2号 : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+4[4] > 42

[メイン2] 牛1号 : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+6[6] > 44

[メイン2] フィッツジェラルド : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+4[4] > 51

[メイン2] ブラックウィンド : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+8[8] > 52

[メイン2] ブラックウィンド : うげ

[メイン2] フィッツジェラルド :  

[メイン2] フィッツジェラルド : 草木を踏む音が響く。

[メイン2] フィッツジェラルド : その渇いた音は、静寂を割くようで。

[メイン2] 牛2号 : 「…………」
顔色が若干悪くなる

[メイン2] 牛1号 : 「おや、いかがしました?」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「いやぁ本当に陰気くさい村で……っと、どうした?リトルレディ」

[メイン2] 牛1号 : すっと《元気の水》で牛乳を出しつつ

[メイン2] 牛2号 : 「べ、別に何でもないし、人数が減って怖くなったとかそういうアレじゃないし」

[メイン2] 牛2号 : 1号の牛乳を震える手で受け取り

[メイン2] 牛1号 : 「ふむぅ、ジメジメとはしてますが……こんな森に来るのは初めてなので少しばかり楽しんでる節もないですね」

[メイン2] フィッツジェラルド : 数刻程前の少女の言葉が蘇る。
小学生として生活している……成程。
“相応”であれば、確かにこれは堪えるだろう。

[メイン2] 牛2号 : 「…………」

[メイン2] 牛1号 : 「おや…ふむ、ではこうしましょう」
震える手を握りしめる

[メイン2] 牛2号 : 「わっ……」

[メイン2] 牛1号 : 「寒いなら人肌…ならぬ牛肌で暖めましょう!」
少し見当違いのことを言いつつ

[メイン2] 牛2号 : 「………ぷっ、あはは」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……うん。やっぱりレディには笑顔が似合う」

[メイン2] 牛1号 : 「皆さんも寒いなら私に抱きついてもいいんですよ?
なんなら毛量を増やすこともできますから」

[メイン2] 牛2号 : 「……も、もぉ」
少し耳元を赤らめ、視線を背ける

[メイン2] フィッツジェラルド : 「ワアオ、熱烈だな!しかし、流石に遠慮しておくぜ。何せ今日の俺は真摯なる紳士なものでな」

[メイン2] 牛2号 : 「ふ、2人とも!早く調査するだし!」
のっしのっしと先頭を進もうとする

[メイン2] ブラックウィンド : 「すまないが私も遠慮しておくよ」

[メイン2] 牛1号 : 「紳士…ふふ、聞いたことありますよ…キザと言うやつでしょう」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「Opps、そうだそうだ。忘れてたよ」
わざとらしく肩を揺らす

[メイン2] 牛1号 : 「ふむ?」
進む2号に目をやりつつも、耳を傾けて

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……さて、と。改めて俺らがやるべき事の整理をしよう」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「まず、俺らの仕事は遺産《パンドラの箱》の調査だ。しかし……御覧の通り外とは断絶されちまった。こりゃあ良くねえ」

[メイン2] 牛2号 : 「……!」
やっぱり怖くなって立ち止まり、3人の方を向き、フィッツの提案に真剣な表情となる

[メイン2] 牛2号 : 「………通信機器の妨害……何のエフェクトだし……?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「せめて外に誰かいれば連絡とる手段もあるんだがな・・・」

[メイン2] 牛1号 : 「ブラックドッグと言うやつですかね」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「考えられるのはブラックドッグ辺りだろうが、高濃度のレネゲイドであればシンドロームの垣根すら超える」

[メイン2] 牛2号 : 「ブラックドッグ……」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「ま、つまりは。“どんな現象が、何故発生しているのか”。ここの調査も遺産の調査と並行して行うべきだ、と俺は考えている」

[メイン2] 牛1号 : 「ふむぅ…」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうだな・・・このままだと八方塞がりだ」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「もしかしたら、遺産とまったく関係ない現象かもしれないしな」

[メイン2] 牛1号 : 「他の方は事件解決を進めてくれそうな方達でしたからね、原因も調べた方が良さそうなのも確かです」

[メイン2] 牛2号 : 「遺産と関係無い……」

[メイン2] 牛2号 : 「……あの、お恥ずかしながら……」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「んー?」

[メイン2] 牛2号 : 「遺産って………何だし……?」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……Opps、成程」

[メイン2] 牛1号 : 「……ふむ!」

[メイン2] 牛1号 : 「私も詳しく説明できるほど知らないので…」
ブラックウィンド、フィッツジェラルドに目配せする

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・そうだな」

[メイン2] フィッツジェラルド : ちらり、とブラックウィンドを見る。

[メイン2] 牛2号 : みんなに合わせ、ブラックウィンドの方を向く

[メイン2] ブラックウィンド : 「遺産は古くからある遺物レネゲイトが感染したもの・・・その中でも強力なものだな」

[メイン2] 牛2号 : 「遺物レネゲイド……」

[メイン2] 牛1号 : 「ほほう…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「使用者を選び強力な反面何かしらの代償がある」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……例えば、絶対の勝利を要求されたり、或いは何かの蒐集を定められたり。遺産によって様々だな」

[メイン2] 牛2号 : 「人格にまで影響を及ぼすんだし…!?」

[メイン2] 牛2号 : 「危険な感じがするし……」

[メイン2] 牛1号 : 「ふむう……力が大きい分それの反動が大きいんですか」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうだ」

[メイン2] 牛2号 : 「じゃあ……「パンドラの箱」にも使用者がいるだし……?」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「恐らくは。もっとも、契約者が居なくなって次の契約者を探してる……かもしれねえがな」

[メイン2] 牛2号 : ごくり、と唾を飲み込む、額から汗が

[メイン2] ブラックウィンド : 「そもそも契約者が人かどうかすらわからない」

[メイン2] フィッツジェラルド : 頷く。

[メイン2] ブラックウィンド : 「犬でも猫でも無機物だってなる可能性があるしな」

[メイン2] 牛2号 : 「むむぅ……!」

[メイン2] 牛2号 : 「そ、それらを契約者としたら……遺産の操り人形になるだし……」

[メイン2] 牛1号 : 「レネゲイドと一緒なんですねえ」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「ハハ、そうだな」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうだな」

[メイン2] 牛2号 : 「早く何とかしないとまずいだし……!」
焦りが表情に現れる

[メイン2] フィッツジェラルド : 「だからこそ、そう」

[メイン2] フィッツジェラルド : パチン、と指を鳴らし。

[メイン2] フィッツジェラルド : 「俺らがここに居るのさ!」

[メイン2] 牛2号 : 「!!」

[メイン2] 牛1号 : 「おお~!」

[メイン2] 牛2号 : 「…………」頷く

[メイン2] ブラックウィンド : 静かに頷く

[メイン2] 牛2号 : 「……こんな状況下でも冷静で……すごいだし」

[メイン2] 牛2号 : 「えっと………お名前は確か……」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「おっと、失礼。俺としたことがまだ名乗ってなかったな」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「スコット・フィッツジェラルド……“元”物書きだ。以後、よろしくな」

[メイン2] 牛2号 : 「が、外国の方だっただし……?」

[メイン2] 牛2号 : 「よろしくお願いしますだし…」
ぺこりとお辞儀

[メイン2] ブラックウィンド : 「ジェラルドか、私も名乗っておくか」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ブラックウィンドだよろしく」

[メイン2] 牛1号 : 「物書きだったんですか」
空気を読まずに

[メイン2] 牛2号 : 「! よろしくお願いしますだし!」
ブラックウィンドの方を向いて

[メイン2] 牛1号 : 「こちらこそお願いします」
ぺこりと一礼

[メイン2] フィッツジェラルド : 「元、な」
そう呟き、ブラックウィンドの方を見て礼1つ。

[メイン2] 牛2号 : 「花子はコードネーム「牛」、普段は大室花子、という名前で生活してる、牛のRBだし、よろしくお願いしますだし」
ぺこり

[メイン2] 牛1号 : それ以上何も言わないので特に追及もせず。

[メイン2] 牛1号 : 「牛です
アニマルオーヴァード、と言う奴でRBとは少し違うらしいですね
よろしくお願いします」
改めてぺこりと

[メイン2] フィッツジェラルド : 「おうよ……随分とstraightなコードネームだな、わかりやすくて良いが……」

[メイン2] フィッツジェラルド : 牛2号、1号をそれぞれ見比べ。

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……そのようなご関係で?」

[メイン2] 牛2号 : 「あれ……あなたも「牛」だし……?」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「えっ初対面?」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] 牛1号 : 「牛です」

[メイン2] 牛1号 : はい、と同意する

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「こんな事あるんだな」

[メイン2] ブラックウィンド : 「二人とも牛か・・・これだと分かりづらいな・・・」

[メイン2] 牛2号 : 「コ、コードネームどうしようだし…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「えっ、えーと……仮分けとして1号、2号とか……」

[メイン2] ブラックウィンド : 「本名花子なら普通に花子でいいんじゃないか?」

[メイン2] 牛2号 : 「な、なるほどだし…」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「い、一応仕事中だしさ!」

[メイン2] 牛2号 : 大きく頷く

[メイン2] 牛1号 : 「まあ牛なのでそれでいいですか」

[メイン2] ブラックウィンド : 「じゃあ1号二号か」

[メイン2] 牛2号 : 2号と名指しされ、頷く

[メイン2] 牛2号 : 「今はそれでお願いするだし」

[メイン2] 牛1号 : 「では一号ですかね」
2号の様子を見て

[メイン2] 牛1号 : 「花子さんと私とでは牛とは言えど生まれも若干違いそうですが…」
「それでも牛ですからね、初めましてですがよろしくお願いします」

[メイン2] 牛2号 : 「じゃあ…ジェラルドさん、まずはこの現象の正体について……だっただし?」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「あ、ああ。だな」

[メイン2] フィッツジェラルド : こほん、と咳払いをして自身のテンションを整える。

[メイン2] フィッツジェラルド : 「もし遺産を回収しても、これが全然別件でーす、で帰れなかったら本末転倒だからな。手分けして調査をしよう」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] 牛1号 : 「わかりました」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ああ」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……俺は、帰らなくちゃいけないからさ」

[メイン2] 牛2号 : 「……?」
含みのあるような言葉が少し気になりつつも

[メイン2] フィッツジェラルド : 呟いた後、すぐに笑顔を取り戻し。

[メイン2] フィッツジェラルド : 「さて、それじゃ……Operation startだ!」

[メイン2] 牛2号 : 「おー!だし!」

[メイン2] 牛1号 : 「スタートですね」
拳を掲げる

[メイン2] ブラックウィンド : 「やるか・・・」

[メイン2] フィッツジェラルド :  

[メイン2] フィッツジェラルド : 「今の現象の正体について」、情報UGNで調査

[メイン2] フィッツジェラルド : (2+0)dx+2 〈情報:UGN〉 (2DX10+2) > 10[6,10]+9[9]+2 > 21

[メイン2] 牛2号 : はねはね

[メイン2] 牛1号 : はねはね

[メイン2] フィッツジェラルド : 友情パワーです

[メイン2] ブラックウィンド : すげえ跳ねた

[メイン2] 牛2号 : 親睦パワー最強だし

[メイン2] GM : では情報をだす

[メイン2] ブラックウィンド :

[メイン2] GM : 「今の現象の正体について」
遺産の効果によって認識時空がズレており、「そこに居ない筈のものがいた」りもすれば、「そこに居る筈のものがいなくなった」りもする。
おそらく契約者はまだ生きている。
だが、認識時空がズレていることで出会うことができない。
いや、出会おうと思えば出会えるのかもしれない。
何故なら、契約者は。
『この場にいる誰かの別の可能性』でしかないのだから。

[メイン2] GM :  

[メイン2] フィッツジェラルド : 「………」

[メイン2] フィッツジェラルド : 小さく音が鳴る。
それは湿った音。

[メイン2] フィッツジェラルド : 湿って、尚且つ鋭いタップ音のような。
──そう、それは舌打ちのような。

[メイン2] 牛2号 : 「むぅ………」

[メイン2] 牛2号 : 「……起こってることが無茶苦茶で分かんなくなっちゃっただし……」
頭に手を当て

[メイン2] 牛1号 : 「ううーん……よく分かりませんね!」

[メイン2] ブラックウィンド : 「別の可能性・・・」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「シュレーディンガーの猫、か」

[メイン2] 牛2号 : 「と、とにかく!契約者と会いたいだし!」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……一旦戻ろう。これは……俺らだけじゃ、手に負えない」

[メイン2] 牛2号 : 「!」

[メイン2] 牛1号 : 「!」

[メイン2] 牛2号 : 「………ジェラルドさんがそう言うなら、分かっただし」
頷く

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・そうだな」

[メイン2] 牛1号 : 「…ええ」

[メイン2] フィッツジェラルド : 頭を抱え、数度額を叩いて。

[メイン2] フィッツジェラルド : ……深く息を吐いて。

[メイン2] フィッツジェラルド : 「……大丈夫、大丈夫さ」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「その為に、俺らは来たんだ」

[メイン2] 牛2号 : 「………」
心強いその言葉に、勇気が湧いてきて

[メイン2] 牛2号 : 「……花子達で、何とかしてみせようだし……!」

[メイン2] 牛1号 : 牛乳を生み出して、一気に飲み干す

[メイン2] 牛1号 : 「……ぷはっ、言う通り、解決するために呼ばれたんですから
当人が気張らなきゃどうしようもないですね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうだな」

[メイン2] フィッツジェラルド : 「それじゃ、改めて。Situation resumed!」

[メイン2] フィッツジェラルド :  

[メイン2] フィッツジェラルド :  

[メイン2] カジオーあかり : middle「一機+二匹」登場:あかり、牛一号、牛二号

[メイン2] 牛2号 : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+8[8] > 50

[メイン2] 牛1号 : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+10[10] > 54

[メイン2] カジオーあかり : 52+1d10 (52+1D10) > 52+7[7] > 59

[メイン2] カジオーあかり :  

[メイン2] カジオーあかり : 村を巡る中、確かなようで確かでない道を辿る先には何故か…牛を名乗るRBの姿があった

[メイン2] カジオーあかり : 時刻で言えば夕暮れ時、古臭い村の中で意外な合流だ

[メイン2] 牛2号 : おろおろした表情でカジオーを迎える

[メイン2] カジオーあかり : 「…あー、牛、だったよな?」

[メイン2] 牛1号 : 「おや…あれは」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] カジオーあかり : 「成る程、他のメンバーははぐれたか?」

[メイン2] 牛2号 : 「……はい……」

[メイン2] カジオーあかり : 「そう気落ちするな、こっちも分断されたらしいしな」
辺りを軽く見回して

[メイン2] 牛2号 : 「ジェラルドさんにブラックさん……2人とも途中で逸れてしまいまして……」

[メイン2] 牛1号 : 「……むー、はぐれたと思ったらまた会いましたね」

[メイン2] 牛2号 : 「支部長さんも、ですか……?」

[メイン2] カジオーあかり : 「ああ、有線接続すらしてたはずだがいつの間にか信号ロスト、一瞬のうちに孤立してた」

[メイン2] カジオーあかり : 「そっちは二人のまま…だったか」

[メイン2] 牛2号 : 「………これが……「箱」による認識災害……だし……?」

[メイン2] 牛1号 : 「…むう、ここのことはどこまで調べました?」

[メイン2] 牛2号 : 「1号とは何とか逸れずに済んだみたいだし……」
1号の袖を掴みながら

[メイン2] カジオーあかり : 「おそらくはそう、村に関してはこの通り」
チラシとまとめておいた情報をメモリごと渡す

[メイン2] 牛2号 : 「……!」
情報を受け取る

[メイン2] カジオーあかり : 「っと、機械じゃないのに見れないか…これだ」
それを戻して手元の端末に入れて

[メイン2] 牛1号 : 「私がついていますから…2号さん」
頭をぽぷりと撫でながら

[メイン2] カジオーあかり : 「村の名称、認識災害に関しての情報と…いつの間にか存在してた遺産関係までの事だ」

[メイン2] 牛1号 : 「! そちらもですか」

[メイン2] 牛2号 : 「……」
少し震えながらも安心した表情に

[メイン2] カジオーあかり : 「ああ、取り敢えず受け取りな」

[メイン2] カジオーあかり : 「そんで…ふむ」
そんな様子をちらりと見て

[メイン2] 牛2号 : 「! ありがとうございますだし……!」

[メイン2] 牛1号 : 「……大方私たちと調べたことは同じですね」
資料を見つつ

[メイン2] カジオーあかり : 「…ああ、そうだったな…そっちは新人だった」
二号に視線を向けて

[メイン2] 牛2号 : 「は、はいっ!」
背筋を伸ばす

[メイン2] 牛1号 : 「生まれたばかりだとか」

[メイン2] カジオーあかり : 「緊張すんな、でも単刀直入に聞いとくが、やっぱ怖いか?」

[メイン2] 牛2号 : 「コードネーム「牛」だし!今は2号を名乗らせてもらってますだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「状況とか、私とか」

[メイン2] 牛2号 : 「……………こ、怖くなんか、ないし」

[メイン2] 牛1号 : 「ふむう…何故あかりさんが怖がる対象になるんです?」

[メイン2] カジオーあかり : 「…成る程」
軽く息を吐いて、そんな様子と声色も見つつ

[メイン2] カジオーあかり : 「一応だ、これでも支部長な分余計に緊張してたりするかもだろ?」

[メイン2] 牛2号 : 「し、してないだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「なら良いさ、とは言え経験が浅い分困るところはそれなりにあるとは思う」

[メイン2] 牛1号 : 「でもいい人そうに見えますけどねえ、話しやすいですから」
「なんだか親近感も湧きますし」

[メイン2] カジオーあかり : 「…だな、他人とは思えないようなアレもあるな…RB同士だしな」
なんと無しに顔を見つめて

[メイン2] 牛2号 : 「RB、同士……」

[メイン2] カジオーあかり : 「ああいや…RBではないのか」

[メイン2] 牛2号 : カジオーと1号の顔を見比べて

[メイン2] カジオーあかり : 「Aオーヴァード、長らく生きてたけどUGNに属するのは初めて見たかもしれない」

[メイン2] 牛1号 : 「アニマルオーヴァード、だそうですよ?
生まれてこの方仲間さんは見た事ありませんが」

[メイン2] 牛2号 : 「あれ……?……同じ………だし……?」

[メイン2] 牛1号 : 「ふむ?」

[メイン2] カジオーあかり : 「…ん?そんなに似てるか、造形が」

[メイン2] 牛2号 : 「あ、その……はい」頷く

[メイン2] カジオーあかり : 「…ハハ、そう言うこともあるのか、物珍しい」

[メイン2] 牛2号 : 「……2人は、お知り合いとかでは……ないだし……?」

[メイン2] 牛1号 : 「そんなに似ているんでしょうか」
あかりの顔に触れて自分の顔にも触れてみる

[メイン2] カジオーあかり : 「私はヒューマンネイバーでこの姿になってる、本当なら元も何も無いはずなんだが」
触れられるのにも特に気にしない様子で

[メイン2] カジオーあかり : 「長らく生きてたが、これが初さ」

[メイン2] 牛1号 : 「不思議ですねえ、知り合いでもなんでもないんですが」

[メイン2] 牛2号 : 「な、なるほど……」

[メイン2] 牛2号 : 「不思議だし…」

[メイン2] カジオーあかり : 「…一応古代種とか言われる程度には古株だが、今日は驚いてばかりだぜ」

[メイン2] 牛2号 : 「古代種……?」
首を傾げる

[メイン2] 牛1号 : 「…古代種?」
首を傾げて

[メイン2] カジオーあかり : 「…?ああ…まあ移動しながら話そう」
ちらりと横道に視線を向けて

[メイン2] 牛2号 : 頷き、横道に視線を

[メイン2] 牛1号 : 「ええ、わかりました」

[メイン2] カジオーあかり : 「さて、共に行動する分軽く説明をしておくが」
靴を慣らして古びた道を歩きつつ

[メイン2] カジオーあかり : 「私は古代種と分類されるレネゲイドウイルスを保有していてな、名前の通り古代から存在してたとされるレネゲイドを扱ってるオーヴァードだ」
指を立てて

[メイン2] 牛2号 : 「古代……?古代って、えーっと……恐竜、とかだし?」

[メイン2] カジオーあかり : 「特徴を挙げるなら、自身の外にあるレネゲイドを操作する行動が得意で、他者に作用させるアクションが可能だ」

[メイン2] 牛1号 : 「ふむ……遺産の話にも古くからのウィルスというのは聞きましたね」
「それが人に感染したら…という話なのでしょうか」

[メイン2] カジオーあかり : 「細かい分類はまだ研究中、私は記憶の限りじゃ中世の頃からだ」

[メイン2] 牛2号 : 小難しい話に目がグルグルする

[メイン2] カジオーあかり : 「ん〜…簡単に纏めると、こうだ」

[メイン2] カジオーあかり : 「私には数百年前のウイルスがあって、他人に直接作用するエフェクトを使える…って感じだよ」

[メイン2] 牛2号 : 「な、なるほど……」

[メイン2] 牛2号 : 「なんとなく、分かりましただし」

[メイン2] 牛1号 : 「であれば私や2号さんにもなにか働きかけたり出来るんですかね」

[メイン2] 牛2号 : 「! それ気になるだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「私の使うのは《ルーラー》と呼ばれるエフェクトだが…」
ふむ、と小さく声を出して

[メイン2] カジオーあかり : 「こいつを使われたら、体の中のレネゲイドが抑制されてうまく動けなくなる、結構苦しいぞ?」
くすりと笑って

[メイン2] 牛2号 : 「ひぃっ!」

[メイン2] 牛2号 : RBなので、そんなことをされたらひとたまりもない……

[メイン2] カジオーあかり : 「…そう怖がるな、仲間には撃ちたくないから説明したんだ」

[メイン2] 牛2号 : 「……こここ、怖がってなんかないだし!」

[メイン2] 牛2号 : 「それに支部長さんならそんなことしないって、知ってたし!」

[メイン2] 牛1号 : 「むむっ、恐ろしげな」

[メイン2] カジオーあかり : 「ま、今言った通り敵を邪魔するには便利だぞ」

[メイン2] カジオーあかり : 「結構範囲もあってな、少なくともここら一画全部は止めてやれる」

[メイン2] 牛2号 : 「す、すごい能力だし……」

[メイン2] カジオーあかり : 「戦う機会があれば、まあ任せろ」

[メイン2] 牛1号 : 「ですが…それを使いこなせたから高い位置にいるんですよね」
「もし戦うとなれば…仲間として安心出来ると思います」

[メイン2] 牛2号 : 「………支部長さんになるべくしてなった、って感じがするだし」

[メイン2] 牛1号 : 「ではその時があればお願いします!」
ぽんとあかりの肩を叩く

[メイン2] カジオーあかり : 「お前もどうなるかわからんさ、支部長向きの能力だしな」
二号を見つつ

[メイン2] 牛2号 : 「そ、そうですかだし……?」おどおど

[メイン2] カジオーあかり : 「ああ、仲間を補助して支える役回りは構成を選べる側に近しいんだ」

[メイン2] 牛2号 : 「ふ、ふむふむ……!」

[メイン2] カジオーあかり : 「お前はチームの中核になりやすい、傷を癒やして戦闘不能を補助するエフェクトを持ってるからな」

[メイン2] 牛1号 : 「2号さんは人を手助けする雫を出すんでしたっけ?」

[メイン2] 牛2号 : 「花子が……中核……!」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] カジオーあかり : 「そして、そういう役回りだからこそ支部を任されてメンバーを選ぶ側に当たりやすいのさ」

[メイン2] 牛2号 : 「正確には……牛乳だし」

[メイン2] 牛1号 : 「であれば花子さんが成長した姿が楽しみですね」
「頑張れば背も伸びるかもしれませんよ」

[メイン2] カジオーあかり : 「だが、エフェクトがあるからってだけじゃなれないってのもよく覚えておけよ?」

[メイン2] 牛2号 : 「むむぅ……精進しますだし!」

[メイン2] 牛2号 : 「いつかきっと1号の背を抜かしてみせるだし!」

[メイン2] 牛1号 : 「牛乳!なるほど」
ぽん、と《元気の水》で牛乳を作り出して

[メイン2] カジオーあかり : 「今は難しいかもだが、そういう役になるにはそれなりに自立性とかが必要だしな」
一号の方をちらりと見てすこし苦笑いし

[メイン2] 牛2号 : 「自立性……うぐぅ…」

[メイン2] カジオーあかり : 「そう呻くなよ」

[メイン2] 牛1号 : 「なんですかー?私が上の立場?とかに言うものになれないとでも思ってるんですか?」

[メイン2] カジオーあかり : 「違うさ」

[メイン2] カジオーあかり : 「今は二号でも良いが、いつかは牛としてでもRBとしてでも自立して欲しいと少し思っただけだよ」

[メイン2] 牛2号 : 「………!」

[メイン2] 牛2号 : 「支部長さん………」
目が熱くなる想いになり

[メイン2] 牛1号 : 「ほほう…」

[メイン2] カジオーあかり : 「頼るってのも色々あるからな、そうだな…」

[メイン2] カジオーあかり : 「さっきまでのチームだと、フィッツなんかもよく気にかけてたんじゃないか?お前のこと」

[メイン2] 牛2号 : 「う……頼り切っていた面は……ありますだし……」

[メイン2] カジオーあかり : 「いや、そうじゃない」

[メイン2] 牛1号 : 「今は仕事上2号さん、ですが…これが終わり、次の仕事があるなら…お名前で呼びたいですね」
2号さんの方を見つつ

[メイン2] カジオーあかり : 「気にかけてたか、でいいさ…それにどう思った?」

[メイン2] 牛2号 : 「どう思った………すごく、心強くて、安心するなぁって思いましただし」

[メイン2] カジオーあかり : 「うむ、まあそうだろう、さっきは頼り切ってたとは言ったが、私としてはそれで良いと言っとく」

[メイン2] 牛2号 : 「は、花子も……1号のこと名前で……!……あれ……?名前あっただし……?」

[メイン2] カジオーあかり : 「必要なのは、自身に頼ってもらって構わない所を増やす事だしな」

[メイン2] 牛2号 : 「むむぅ……」

[メイン2] 牛1号 : 「むしろそれがウリですよ!」

[メイン2] カジオーあかり : 「…ん?そう言えば名前があるのか」

[メイン2] 牛1号 : 「私は牛ですからねえ、名前なんて特に言われてませんでしたから」

[メイン2] カジオーあかり : 「二号は味気ないな、聞いてもいいか?」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] カジオーあかり : 「それじゃあ聞かせてくれ、新人ちゃん」

[メイン2] 牛2号 : 「普段は小学校で、人々についてたくさん学ばせてもらってますだし」
お辞儀をし

[メイン2] 牛2号 : 「大室花子、って名前を使ってますだし」

[メイン2] カジオーあかり : 「大室花子、覚えたぞ…大室でいいか?」

[メイン2] 牛2号 : 大きく頷く

[メイン2] 牛1号 : 「では…仕事中、ですが」
「少なくとも私たちといる時は花子さんとお呼びしましょうか」

[メイン2] カジオーあかり : 「…ふむ、じゃあ花子の方がいいか」

[メイン2] 牛1号 : 「いい名前だと思いますよ」
頭を撫でて

[メイン2] カジオーあかり : 「仕事の上司の身分で少し馴れ馴れしいかもだが、よろしく頼む」

[メイン2] 牛2号 : 「……♪」撫でられて気持ちよさそうな顔をして

[メイン2] 牛2号 : 「はい!よろしくお願いしますだし!

[メイン2] カジオーあかり : 「さて、と…話の続きに触れておこう」

[メイン2] 牛2号 : 「……!」

[メイン2] 牛1号 : 「馴れ馴れしいですか……おっと」

[メイン2] カジオーあかり : 「ま、さっきも言ったが頼ったりすることを卑下しなくてもいいさ」

[メイン2] カジオーあかり : 「組織ってのはそういうものだ、任されたい事をしっかりと見せて、任したい事は素直に任せる」

[メイン2] カジオーあかり : 「フィッツはその点、纏め役として前に出て頼られるべき者として確かに振る舞う」

[メイン2] カジオーあかり : 「多分、見せてきた面だけを見て何かしら頼りきりと思うかもだが」

[メイン2] カジオーあかり : 「総合的に見れば、誰にでも頼られつつ誰かを頼るもんだ、現に私も今はそうだ」

[メイン2] 牛1号 : 「なるほど」

[メイン2] 牛1号 : 「……フィッツジェラルドさんが言ってたじゃないですか、私たちがこの事件を解決するために呼ばれたんだって」
「花子さんだけじゃない、私たち全員が呼ばれたんですから」

[メイン2] 牛2号 : 「………!」

[メイン2] カジオーあかり : 「だからこそ、頼る事を卑下したらいけない」

[メイン2] 牛2号 : 「………頼っても、恥ずかしいことじゃないし……?」

[メイン2] カジオーあかり : 「頼りたい物を循環させないと負担が偏重して問題を起こすんだぜ?」

[メイン2] カジオーあかり : 「例えばそう、もし一人で荷物を運んでたとしよう」

[メイン2] カジオーあかり : 「重いものがあって、でも恥ずかしいから助けは呼ばなかった」

[メイン2] カジオーあかり : 「そうしたら仕事は規定の時間に終わらず、結局もっと酷い恥をかく」

[メイン2] 牛2号 : 「…………確かに……」

[メイン2] カジオーあかり : 「出来ない方が恥ずかしいだろ?普通はな」

[メイン2] カジオーあかり : 「だから、出来る為にも頼ればいい、恥ずかしいなんてない」

[メイン2] カジオーあかり : 「誰だってそうするからな」

[メイン2] 牛2号 : 「…………なるほど…」

[メイン2] 牛1号 : 「ふぅむ…」

[メイン2] カジオーあかり : 「ただまあ、今の話だけだと頼る側の事しかわからないと思う」

[メイン2] カジオーあかり : 「もう一つ、頼られる側になる為の秘訣を教えるとしたら、そうだな」

[メイン2] カジオーあかり : 「出来る事を精一杯やれ、それに尽きる」

[メイン2] 牛2号 : 「出来ることを……やる………!」

[メイン2] カジオーあかり : 「これが一番だ、とってもわかりやすい」

[メイン2] 牛2号 : 震えていた体も治っており

[メイン2] カジオーあかり : 「花子にはこれが出来る、花子はこんな事をする…それをしっかりとやり通すと、他人もそれを見る」

[メイン2] カジオーあかり : 「そうすれば、それをして欲しいやつは自然とお前に頼ってくれる」

[メイン2] 牛1号 : 「なるほど〜、頼られてきた人の言葉ですね」
ちびちびと牛乳を飲みつつ

[メイン2] 牛2号 : 「………!!」

[メイン2] カジオーあかり : 「ハッ、"鍛治"王なんてわかりやすい名前だからな」
少し苦笑いして

[メイン2] 牛2号 : 「すごく……勇気が出ましただし……!」

[メイン2] 牛1号 : 「寒いのも止まりましたか?」

[メイン2] 牛2号 : 「もうへっちゃらだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「そうだな、今のお前の佇まいは"頼れる奴"だぜ?」
太鼓判を押すように、軽く肩を叩いて

[メイン2] 牛2号 : 「だって、支部長さんに1号がいるから!」

[メイン2] カジオーあかり : 「それは良い、思いがけずいいチームらしい」

[メイン2] 牛1号 : 「ありがとうございます、牛の手本となるように頑張りますよ」

[メイン2] カジオーあかり : 「…さて、では支部長として聞いておくか」

[メイン2] カジオーあかり : 「大室花子、お前は今日なんの為この村に任務をしにきた?」
しっかりと立ち直して、向き合って聞く

[メイン2] 牛2号 : 「………日常を守るため!」
カジオーと目を合わせ

[メイン2] カジオーあかり : 「OK、その通り」

[メイン2] 牛1号 : 「流石ですね、立派になってるじゃないですか」

[メイン2] カジオーあかり : 「一丁前な顔が出来るなら、問題ないさ」

[メイン2] カジオーあかり : 「さあて、改めて進むとしよう」

[メイン2] 牛2号 : 強く頷く

[メイン2] カジオーあかり : 「認識が事をズラすのだとしたら、私たちは問題がないさ」

[メイン2] カジオーあかり : 「しっかりと認識してるとも、私達はこの時間を解決する為にやってきたエージェントだってな」

[メイン2] 牛2号 : 「その通りだし!」

[メイン2] 牛2号 : 「誰にも曲げようもない事実だし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「行き先すら定かじゃないのは変な笑いが出るが、だとしてもだな」

[メイン2] 牛1号 : 「それにあかりさんの立場と頼れるその心意気、花子さんの事と信念を知れましたから」
「認識は当分ズレないと思いますよ」
また一飲み

[メイン2] カジオーあかり : 「少なくとも、自分の顔を見ればお前の事も確かに居るのがわかるらしいしな」
似てる、そう言われた顔を見返して

[メイン2] 牛2号 : 「ぷっ……!」

[メイン2] 牛1号 : 「なんですもう、藪から棒に笑いだして」

[メイン2] カジオーあかり : 「そんなに愉快か?」

[メイン2] 牛2号 : 「なんだか面白くって……」

[メイン2] カジオーあかり : 「…まぁいいさ、お前の友人に良く似た支部長って事で、よーく覚えておけ」

[メイン2] 牛1号 : 「そんなに似てますかねぇ」
無遠慮にあかりと顔を並ばせるように近づけさせる

[メイン2] 牛2号 : 「ぷっ!あはははっ!」

[メイン2] カジオーあかり : 「どうだい?」
顔を並べて

[メイン2] 牛2号 : 「そっくりだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「……」

[メイン2] 牛1号 : 「……ふむぅ」

[メイン2] カジオーあかり : 「どれ、一号やら」

[メイン2] カジオーあかり : 「任務が終わったらどこかのタイミングで衣装を交換してみよう」

[メイン2] 牛2号 : 「!?」

[メイン2] カジオーあかり : 「気づくかどうか見ものだな」

[メイン2] 牛1号 : 「はい?…なるほど」

[メイン2] 牛2号 : 「……が、頑張って見分けるだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「ハハ、期待しておくよ」
ぽんと頭を軽くなでて

[メイン2] 牛1号 : 「まあある意味取り替えられない所もあるかもしれませんが」
そう言ってお腹を叩く

[メイン2] カジオーあかり : 「それはどうかな?」
《万能器具》で似たような着ぐるみを作ってみせて

[メイン2] 牛2号 : 「わぁ!」

[メイン2] 牛1号 : 「ふぅん…?」

[メイン2] 牛2号 : 「す、すごい……!」

[メイン2] 牛1号 : 「ふふ、楽しそうですね
終わったらやってみましょうか」
まるっきり似ているその着ぐるみを見て

[メイン2] カジオーあかり : 「それにこんなこともできるしな」
《影絵芝居》でその着ぐるみを仕舞い込み

[メイン2] カジオーあかり : 「ああ、その為にもまずは解決しないと、な」

[メイン2] 牛2号 : 頷く

[メイン2] 牛1号 : 「ええ…この状況から抜け出さないといけませんからね」
鬱蒼とした森や村跡地を見て

[メイン2] カジオーあかり : 「…ま、案外認識次第かもだけどな」

[メイン2] 牛2号 : 「……そのためにも箱を見つけないとだし!」

[メイン2] カジオーあかり : 「ああ…さ、進むか」
先陣を切るように、歩いていく

[メイン2] 牛1号 : 「ええ、進みましょうか」
花子さんの手を持って続く

[メイン2] カジオーあかり :  

[メイン2] カジオーあかり :  

[メイン2] トリスタン : シーン『■い帆』シーンプレイヤー:

[メイン2] トリスタン :  

[メイン2] トリスタン :  

[メイン2] トリスタン : 「……………ここは」

[メイン2] トリスタン : 思い出せない 何も 私は___コーンウォールを出て___

[メイン2] トリスタン : ああそうだ___私は毒で___■■■■を待って居るんだ

[メイン2] トリスタン : そうだ■■■■、貴方を…

[メイン2] ■■■の■■■■ : 「ええそうです■■■■■!貴方を癒せるのはあの■■■■です!■い帆ならば彼女は来てくれます!」

[メイン2] ■■■■■ : _____

[メイン2] ■■■■■ : 「ええ、貴方と触れ合う事はとても短い時間でしたが、それでも私を想ってくれるのですね■■■■」

[メイン2] ■■■の■■■■ : 「ええそうですとも!来ましたよ!■い帆です!■■■■が!」

[メイン2] ■■の■■■■ : そこに見えるは…■■の…■…

[メイン2] ■■■■■ : 「えっ黒くないです?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 1d10 登場ダイス (1D10) > 7

[メイン2] ブラックウィンド : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+9[9] > 63

[メイン2] ■■■■■ : 「??????????????」

[メイン2] ■■■■■ : 「えっあの…■■■■…えっ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ど、どうしたんですかトリスタンさん? 突然倒れたかと思えば、何かわけのわからないことを言いだして」

[メイン2] ブラックウィンド : 「律もどこかに消えたな・・・」

[メイン2] ■■■■■ : 「その…えーっと…」

[メイン2] ■■■■■ : 「うんちょっと待って下さいどうして■■■■も■■無いんですか?????」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですね、ブラックウィンドさん。気づけば…風景も日本から西洋の中世みたいな風景になっています…」

[メイン2] ■■■■■ : 「???????????????」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・なんて?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「何を言っているかはわかりませんが…ないもんはないんじゃないでしょうか?

[メイン2] ■■■■■ : 「いや、■■■■…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「?」

[メイン2] ■■■■■ : 「その…む…ぐ………!」

[メイン2] ■■■■■ : 「今名乗ってる名前は!!!??」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「私は織作 碧ですよ あなたにはレディ織作と呼ばれていましたね。トリスタンさん」

[メイン2] ブラックウィンド : 「名前を忘れたのか?ブラックウィンドだ」

[メイン2] ■■■■■ : 「■■■■の名を忘れる事等…!」

[メイン2] ■■■■■ : 「貴方に至ってたは■所か黒じゃないですかレディブラックウィンド…」

[メイン2] ■■■■■ : 「…む」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ブラックウィンドさんの名前が出ましたね…先ほどまでのトリスタンさんに戻ってきたのでしょうか?」

[メイン2] ■■■■■ : 「……レディ織作」

[メイン2] ■■■■■ : 「…レディ■■■■」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、貴方は私をそう呼んでいましたよ」

[メイン2] ■■■■■ : 「……………………」

[メイン2] ブラックウィンド : 「様子がおかしいな」

[メイン2] ■■■■■ : 「はい…おかしいです…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「まあ仕方ありませんよ。認識を書き換える遺産の声を聴いてしまったんですもの、多少はおかしくなって当然です」

[メイン2] ■■■■■ : 「……………」

[メイン2] ■■■■■ : マイナー 全力移動

[メイン2] ブラックウィンド : 「声を聞いたのか?それは初耳だな」

[メイン2] ブラックウィンド : 「!」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「!」

[メイン2] ■■■■■ : 走り出す その理由が 例えどんなに 下らなくても

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「……話は後にしましょう、ブラックウィンドウさん。彼を追いかけないとまずい気がします」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ああ、行こう」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : マイナー 全力移動でトリスタンさんについていきます

[メイン2] ■■■■■ : こわい

[メイン2] ブラックウィンド : マイナー全力移動だが・・・26か・・・

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : まずいこの中で一番トリスタンさんが移動距離が大きい

[メイン2] トリスタン : まずい行動値一番高かったの考慮してなかった

[メイン2] ブラックウィンド : 🌈

[メイン2] ■■■■■ : 先頭を疾走しながらうわ何であんな早いのとか思いながら 脳裏に弁明を書きなぐる_____!!!

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「トリスタンさん、どうしたんですか!?」

[メイン2] ■■■■■ : 「いやあの本当今だけは勘弁して下さい■■■■が来ちゃうのであのすいませんはい」

[メイン2] ヘリオス : (マイナーなら戦闘移動しかできないのではないか?)

[メイン2] ブラックウィンド : へ~!

[メイン2] ■■■■■ : へ~!

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : そういえばそうでした🌈

[メイン2] ■■■■■ : じゃあちょっと速度が緩みます

[メイン2] ■■■■■ : 「■■■■にこれがバレたら流石に船頭にくくり付けられてプリデゥエンチューブランディングなんです本当に」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「なんですか■■■■って!? そんな人私たちのメンバーにはいませんでしたよ! ですから安心してください!」

[メイン2] ■■■■■ : 「メンバーってなんですか確かに見目麗しい女性達に囲まれるのは大層良い事ですがそのように数える事何てしてませんよ!!!!!!」

[メイン2] ブラックウィンド : 「何を言ってる?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「どうやら彼は何かを恐れているらしいですね……ブラックウィンドさん」

[メイン2] ■■■■■ : 「何をって…」

[メイン2] ■■■■■ : これで顔覚えてない事がバレたらそれはそれで彼女たちのこの健脚から放たれる蹴りが飛んでくるのでは?■■■タンは恐れた

[メイン2] ■■■■■ : 「うううううううむ」ダッダッダッダッ

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「さらになにかを怖がっているような表情になりましたね……」

[メイン2] ■■■タン : 「本当勘弁して下さい…」

[メイン2] ■■■タン : 一か八か…

[メイン2] ■■■タン : 足を 止める

[メイン2] ブラックウィンド : 「!」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「! 止まってくれましたね」

[メイン2] ■■■タン : 「女性の方々これほどまでの走破をさせた事を…お許し…下さい…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「大丈夫ですよ、トリスタンさん。それよりどうしたのか教えてください」

[メイン2] ■■■タン : 「ええ…覚えてます…覚えてますとも…」

[メイン2] ■■■タン : 「そうですね、シェフィールドでレディブラックウィンドと…」

[メイン2] ■■■タン : 「えー…ノーリッジでお会いしましたか!レディ織作!」

[メイン2] ブラックウィンド : 「あの神社そんな名前なのか?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「いえ、違ったと思いますよ」

[メイン2] ■■スタン : 「………」神社…いやそれより

[メイン2] ■■スタン : 「…で、ではオックスフォード?」

[メイン2] ■■スタン : 「或いはまさかまさかのロンドン?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「オックスフォードでもロンドンでもありません。私たちが会ったのは確か依頼を請け負った日本のUGNのどこかの支部じゃありませんでしたっけ」

[メイン2] ■■スタン : 「?????????????????????」

[メイン2] ■■スタン : 「ニホ、ゆーじー…え?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「重症だな・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「どうやら完全に混乱しているみたいですね
ええと、私たちとの関係はわかりますか?」

[メイン2] ■■スタン : 「………………(意味深に無言)」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「いや、ただの依頼で集まっただけの仲間ですよ? そんな物々しい顔して無言になるほどのものですか?」

[メイン2] ■■スタン : 「ど、どこまで関係が連なったかすら覚えておらず…!」

[メイン2] ■■スタン : 「真に…真に申し訳ございません!あなた方の様な健康で理性あるレディ達を忘れるとは…トリスタン生涯…」

[メイン2] ■■スタン : 「生涯…」

[メイン2] ■リスタン : 息を 整える

[メイン2] トリスタン : 「そうでした、私はとっくに終えていたのですね」

[メイン2] トリスタン : 「…我ながら情けない…何か途方も無い事に、貴方達を巻き込んでしまったようです」

[メイン2] ブラックウィンド : 「話を聞かせてくれ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、お願いします」

[メイン2] トリスタン : 「そうですね…」

[メイン2] トリスタン : 「私は許されたかったのでしょう…私と言う物語の結末を変えたかったのでしょう」

[メイン2] トリスタン : 「『トリスタンと■■■■』は悲劇で終わる物語、けれでもそれを私はずっと ずっと後悔していたのでしょうね」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「……それであんな風に面白おかしな感じでお逃げになられたのですか?」

[メイン2] トリスタン : 「ご安心を、面白おかしくは私の素面です…悲劇を喜劇に変える意図はありません」

[メイン2] ブラックウィンド : 「つまりここはトリスタンの世界なのか?」

[メイン2] トリスタン : 「そうでしょうね、ここは私の死地アイルランド…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「死地・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「……一度死んだことがおありなのですね」

[メイン2] トリスタン : 「ええ、この身は既に影法師、私の物語の結末までも知っております」

[メイン2] トリスタン : 「故に、終え方も知っております…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「どうすればいい?」

[メイン2] トリスタン : 「私の死でしょうね」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「!」

[メイン2] トリスタン : 「『トリスタンと■■■■』は私の死によって幕を閉じます」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・一つ聞きたい」

[メイン2] トリスタン : 「何でしょう?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「それで本当にいいのか?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、トリスタンさん……後悔していたのでしょう。本当にその結末でいいんですか?」

[メイン2] トリスタン : 「良い訳がありません、死が怖い訳がありません、許されない事に憂いが無い訳がありません」

[メイン2] トリスタン : 「ですが」

[メイン2] トリスタン : 「この円卓の騎士トリスタン、淑女の前であるならば、どのような英雄譚であれかなぐり捨ててみせましょう」

[メイン2] ブラックウィンド : 「わかった」

[メイン2] トリスタン : 「どうか、物語の完結を」

[メイン2] ブラックウィンド : 「終わらせよう、この世界を」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「……貴方がそう言うのならば…わかりました」

[メイン2] ブラックウィンド : オートでヘヴィマシンガン装備

[メイン2] トリスタン : 「………」

[メイン2] ブラックウィンド : マイナー無し

[メイン2] ブラックウィンド : メジャーで音速攻撃+コンセントレイト

[メイン2] トリスタン : …どうぞ

[メイン2] ブラックウィンド : (3+1+3)dx7+3 (7DX7+3) > 10[1,4,4,8,9,9,9]+10[4,8,8,9]+10[1,9,9]+4[4,4]+3 > 37

[メイン2] トリスタン : リアクション放棄

[メイン2] ブラックウィンド : 4d10+12+10 (4D10+12+10) > 24[5,7,7,5]+12+10 > 46

[メイン2] ブラックウィンド : 弾丸はトリスタンを粉砕し

[メイン2] ブラックウィンド : そしてその反動は・・・彼女自身を壊す

[メイン2] トリスタン : 「…介錯に…そこまで…申し訳ありません…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・」

[メイン2] ブラックウィンド : リザレクト

[メイン2] ブラックウィンド : 67+1d10 登場/リザレクト (67+1D10) > 67+5[5] > 72

[メイン2] ブラックウィンド : 「別にアンタの為じゃないさ」

[メイン2] ブラックウィンド : 「打つとどうしてもこうなるだけさ」

[メイン2] トリスタン : 「…ふふ…それでこそ…」

[メイン2] トリスタン : 「命を投げる甲斐がありますね…」

[メイン2] トリスタン : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+2[2] > 56

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「では……最後に貴方の愛する■■■■の言葉を貴方に託しましょう」

[メイン2] トリスタン : 「………!」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : コンセントレイト+絶対の恐怖+神の御言葉+紡ぎの魔眼を宣言

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 彼にとっては神にも等しく恐怖もであった彼女の言葉を…この魔眼に乗せます

[メイン2] トリスタン : 判定 どうぞ

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 9DX7+5 (9DX7+5) > 10[1,2,4,6,7,8,8,9,10]+10[1,2,2,4,8]+1[1]+5 > 26

[メイン2] トリスタン : リアクション放棄

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 3d10 (3D10) > 27[7,10,10] > 27

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 攻撃力+30+27の装甲無視攻撃ですね

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 魔眼から言葉が響いてくる
「……大丈夫ですよトリスタン」

[メイン2] トリスタン : 世界が砕ける 帆は彼方に

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「貴方と会えたこと、愛し合えたこと、つらく苦しいこともありましたが……すべてが私にとっては宝物のような時間でした」

[メイン2] トリスタン : 言葉が連なる その自重で大地が割れる

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「だから……いいのですよ、自分を許しても。私は幸せでした。貴方は……どうでしたか?」

[メイン2] トリスタン : …………………

[メイン2] トリスタン : 世界が黒くなる

[メイン2] トリスタン : アイルランドも コーンウォールも 彼女達も何も無く

[メイン2] トリスタン : ただそこに 在るのは…

[メイン2] トリスタン : 「なるほど…だから呼べなかったのですね…」

[メイン2] トリスタン : 「オリサク」

[メイン2] ただのオリサク :  

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「……どうやら、幸せだったようですね。顔を見ればわかります」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・そうだな」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「しばらくは……起こさないであげましょうか。彼の顔は何かを憂いているような表情ばかりでしたけど……今はすごく幸せそうな顔ですし」

[メイン2] ブラックウィンド : 「じゃあ皆が来るまでここにいるか・・・」

[メイン2] トリスタン : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+4[4] > 60

[メイン2] トリスタン : 「あ、おはようございます」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「あら、お早いお目覚めですね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「案外早かったな」

[メイン2] トリスタン : 「…?」

[メイン2] トリスタン : 「…!?」負傷に気づく

[メイン2] トリスタン : 「…失礼…一体何がどのように?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・何も覚えてないのか?」

[メイン2] トリスタン : 「ええ、このトリスタンもう二度と皆様方を忘れる物かと誓いました」

[メイン2] トリスタン : 「見事に



覚えておりません」

[メイン2] ブラックウィンド : 「あ~・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「あはは…やっぱりそうでしたか」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・派手に転んだんだよ、滅茶苦茶派手に」

[メイン2] ブラックウィンド : 「おまけにその着地地点でダイナマイトが起爆して死んでたんだ」

[メイン2] トリスタン : 「おお…何という…私は悲しい…」ポロロン

[メイン2] トリスタン : 「その様な不運の連鎖を…ですが私は嬉しい…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、そうですよ。届かぬ夢に突っ走っして派手に転んで……そして夢に届いたんですよ貴方は」

[メイン2] トリスタン : 「…ふむ」

[メイン2] トリスタン : 「夢、夢 夢ですか…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「まあ元気そうならいいや、皆探しに行こうと思ってたんだ」

[メイン2] トリスタン : 「居眠りしながら弦を弾いた事はありますが、夢を見ながら弦を弾く、となると…その代償がこれと」

[メイン2] トリスタン : 「しかしそれでも届いたのならば、全くそれで良いのでしょうね」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええそうでしょう。それじゃあ律さんもいつのまにかいなくなってしまいましたし、探索を再開しますか」

[メイン2] トリスタン : 「わかりました…では…」

[メイン2] トリスタン : 「再び参りましょうか、オリサク」

[メイン2] トリスタン : 「…?失礼レディ織作…呼び捨て等と…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「!…いえ…その呼び方、なんかいいですね。今後はそう呼んでください」

[メイン2] トリスタン : 「…貴方がそういうのであれば…無礼を働いて申し訳ありません…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「どうせだし私も呼び捨てていいよ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですね。仲間じゃないですか。無礼講で大丈夫ですよ」

[メイン2] ブラックウィンド : 「私がアンタにだって敬語使ってないだろ?」

[メイン2] トリスタン : 「おお…私は嬉しい…騎士としての献身の見返りがこれ程とは…」

[メイン2] トリスタン : 「それでは改めてブラックウィンド、オリサク」

[メイン2] トリスタン : 「往きましょうか、我らの友の元へ」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ああ、そっちの方がすっきりしてていい」

[メイン2] ブラックウィンド : 「じゃあ行こうか」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、行きましょうかトリスタン」

[メイン2] トリスタン : 「その様に」

[メイン2] トリスタン : 騎士は歩みを取り戻す 物語を 結末を振り払い
今何でも無い新しい物語へとなってゆく

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : (うふふ……私もつい呼び捨てしましたが、結構いい気分ですねこれ)

[メイン2] トリスタン : ならその物語の続編は きっと穏やかであって欲しい物だ
これはそんな 箱から思い切り蹴っ飛ばされた騎士の物語

[メイン2] トリスタン :  

[メイン2] トリスタン : ED『今を生きる人々』

[メイン2] トリスタン : 『任務は終わった』
ここに居るのはそう認識した三人だ

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「無事に任務は終わりましたね」

[メイン2] トリスタン : 「その様ですね…この様に休暇を得ましたが…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ああ」

[メイン2] トリスタン : 「なぜ現代の人々はこれ程までに縦に建造物を連ならせているのでしょうか…?」タワーを見上げながら

[メイン2] トリスタン : 「…また崩れ去って言語を奪われてしまうのでは?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ああ……それですか私もわかんないですよね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「縦に長い方が色々入るからじゃないか?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「なるほど…土地が狭いから横ではなく縦に広げたということですね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「その証拠に何でもかんでも詰め仕込んでる施設ばっかだし」

[メイン2] トリスタン : 「それは確かにそうなのですが…いえ…その無茶が通る事こそが人類の進歩…なのでしょうか…」

[メイン2] トリスタン : 「確かにそうですね…商店食料品店に娯楽施設…すべてが一つの建造物に収まる事があるとは…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「きっと崩れ去るなんて心配はしてないのでしょうね、ここにいる人々は」

[メイン2] トリスタン : 「その様です…平和と言う物なのでしょう」

[メイン2] トリスタン : 「…夜になっても光を失わず、冬になっても熱を失わず…人類とは…ここまで来れるのですね…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「じゃあ織作案内頼んだ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、正直なことを言うと私も時々、空恐ろしくなる時がありますね今の豊かさに」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「わかりました。と言っても私も初めてなので適当に行きますけどね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうなのか」

[メイン2] トリスタン : 「はい、宜しくおねがいします…このトリスタン、前回は地図を逆さにしましたが今回は地図そのものを間違えましたので…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですよ、普段はどっちかって言うと寝床にしている場所で本でも読んでいることが多いので」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・あのスマホはどうしたんだ?」

[メイン2] トリスタン : 「数字が並んでる状態から変わりません…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「あちゃー…これ……多分メーカーに修理を頼まないと駄目な奴ですね」

[メイン2] トリスタン : 「私は悲しい…せっかく受け取った道具を無惨に散らしてしまう事に…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「仕方ないですよ、色々ありましたしむしろこの程度で済んでよかったというべきでしょう」

[メイン2] トリスタン : 「しかし…きめ細かい道具が増えましたが…修理に掛かる時間も、値段も比例して増えるのでは?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「物による」

[メイン2] トリスタン : 「なるほど?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ…豊かになればなるほど、その維持にかかるコストが増える。それは文明の原則ですね」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「とはいえブラックウィンドさんの言うように物にもよりますけどね」

[メイン2] トリスタン : 「いえ…お二人のご教授は相変わらず素晴らしい物です…それが無ければ今頃車の「上」に乗っていた事でしょう…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「あれはびっくりしましたね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「まさかそっちに乗るなんてなあ・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「タクシーを呼んだらいきなり上に乗ろうとしたんですもの、驚愕しましたよ」

[メイン2] トリスタン : 「陸を走る物に関してはああやって乗る物と思っておりましたので…帆船と同じ様な形なのですね…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「成程?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ああ、確かにトリスタンは騎士ですからね。馬と同じだと思っても不思議ではない……のでしょうか?」

[メイン2] トリスタン : 「…それでも結構恥ずかしかったですね」

[メイン2] トリスタン : 「では…少々真面目なお話を」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「なんでしょうか?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「?」

[メイン2] トリスタン : 「我々は任務を成功させました」

[メイン2] トリスタン : 「…どの ように?」

[メイン2] トリスタン : 「その…成功した事だけはわかっているのですが…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「牛2号がなんかしたみたいだが・・・正直よく分かってないな」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、牛2号さんが決死の説得を行って解決した……ということらしいですけど詳細まではわからないですね」

[メイン2] トリスタン : 「何というか…結果は…あるのですが…過程が全くと言っていいほど…これが…これが…?」

[メイン2] トリスタン : 何が 原因だったのだろうか?

[メイン2] トリスタン : 「…不可思議な、任務でしたね…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ……大丈夫ですよ。トリスタン。私もその点はいまいち不可解ですから」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうだな・・・全体的に何が起こってるかよく分からなかったな」

[メイン2] トリスタン : 「ぶっちゃけ私達何してたんですかね?サッカーでもしてたんでしょうか」

[メイン2] ブラックウィンド : 「・・・まあ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですね右往左往していたら…なんか解決しちゃってたって感じでしたものね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「無事に戻れて記憶にもないって事は」

[メイン2] ブラックウィンド : 「大したことなかったんだろ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、きっとそうですよ」

[メイン2] トリスタン : 「それはそれで恐ろしい気がしないでも無いですが…分かりました」

[メイン2] トリスタン : 「『我々は日常を守れた』のですから」

[メイン2] ブラックウィンド : 「ああ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、このタワーと同じです、人々は今日と同じ日々が崩れ去ることなく明日も続くと無邪気に思っている。その思いを守れたのですから」

[メイン2] トリスタン : 「良い言葉です…貴方の言葉は…とても とても良い物です」

[メイン2] トリスタン : 「貴方の言葉であるからこそ…響くのでしょうね…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「よく出てくるな」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「うーん、本を読んでいるからでしょうかね? 私もどうしてこんなに出てくるかはよくわかんないです」

[メイン2] トリスタン : 「本は良い物です…それがどうであれ知が、言の葉が根付きますので…」

[メイン2] トリスタン : 「…こちらに来てからはトンと読んでおりませんね…何か勧められる物等はございますか?」

[メイン2] ブラックウィンド : 「私は特には無いな・・・」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですね…トリスタンには……やはり騎士物語がいいでしょうか? アーサー王関連は身近すぎておいやでしょうからローランの詩などのシャルルマーニュの物語とかはどうでしょう?」

[メイン2] トリスタン : 「構いません、貴方には 貴方の心に連なる物があります…それが本では無かっただけなのですブラックウィンド」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ですね、所詮は本は本です」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そっか」

[メイン2] トリスタン : 「シャルルマーニュに連なる騎士達の物語…良い物ですね……我らが王の物語はその…気まずくなるかと…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「確かに貴方にとってはあれらの物語は私たちにとってのゴシップ雑誌のようなものに映るかもしれませんね」

[メイン2] トリスタン : 「滅相も無い、我らの英雄譚を後世まで残した吟遊詩人や編纂家の方々には頭が上がりません…」

[メイン2] トリスタン : 「ただ…派生が多すぎてどれがどれだかわからなくなってるのだけは…少し気になりますが…」

[メイン2] ブラックウィンド : 「そうなの?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「まあ……吟遊詩人というのは基本的に話を盛るものですからね」

[メイン2] トリスタン : 「はい…例えばいつの間にかケイ卿は手から温風が出て機嫌が良いと背が伸びて海を息継ぎなしで泳げるようになってたりします…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「完全に人間に対する描写ではありませんね。まあそんな感じで話を面白くするためにお話の原型をとどめなくなることがあるのですよ」

[メイン2] ブラックウィンド : 「成程偉人を滅茶苦茶な魔改造するのって昔からなんだな・・・」

[メイン2] トリスタン : 「そして困った事に…私にも少し影響が…」

[メイン2] トリスタン : 「…今ああ、ケイ卿そんなんだったなって認識しちゃってるので」

[メイン2] ブラックウィンド : 「あ~うん・・・」

[メイン2] ブラックウィンド : 「RBだからそういう影響モロに受けるよね・・・」

[メイン2] トリスタン : 「どうやら、後世の認識に引っ張られてしまうようで…すべて正しく、とまでは言わなくても…その…はい…」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「オリジンレジェンドのレネビにとっては噂は真実という側面がありますからね」

[メイン2] ブラックウィンド : 「困った話だ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「伝説というのも…広く言えば噂の一種ですから影響を受けて困るんでしょうね」

[メイン2] トリスタン : 「…これやりようによっては大惨事になりそうですね」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、特に今回のような認識を書き換える遺産、そういうのと組み合わせられたらと思うとぞっとします」

[メイン2] トリスタン : 「頭が痛くなりますね…それが業務とは言え…またいつの間にか解決していた…などとなっては騎士の誉れも無くなってしまいます」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「いいんじゃないですかね? 少なくとも私は今回の任務であなたと一緒に行動出来て楽しかったですよ。というわけで自分で言うのはおこがましいですがレディーを楽しませたというわけで騎士としての本分の一つは果たせたのではないかと」

[メイン2] ブラックウィンド : 「私はまあ闘わずにすんだならそれでいいとも思うけど」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「ええ、戦うのが目的ではありませんでしたし…なにより私たちはチームでしたから10人のうち誰かが達成してくれたなら……それは私たちの勝利でいいですよ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「その証拠にこうして報酬ももらえましたしね」

[メイン2] トリスタン : 「…無論、あなた方の様な聡明な美女達を心から楽しませる事が出来たのなら…このトリスタン、これ以上の感激はありません」

[メイン2] トリスタン : 「ですが、それでも少し納得が行っておりませんので」

[メイン2] トリスタン : 「どうかこのままエスコートを」

[メイン2] ブラックウィンド : 「何処かいい所ある?」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「真面目なんですねトリスタンは、きっとそれはあなたのいいところだと思いますよ」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「そうですね…やっぱりタワーに来たからには展望台に上るのが一番じゃないですかね?」

[メイン2] トリスタン : 「高所からの絶景の約束…このトリスタン その役目を見事果たしましょう」

[メイン2] トリスタン : 「では、お手を」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「あら……なかなかキザな方ですね。……ではお願いしますか」
そういって手を取る

[メイン2] トリスタン : 「…」歩み始める

[メイン2] ブラックウィンド : 「お手・・・?いやそれは遠慮しとく」

[メイン2] トリスタン : ガックリ

[メイン2] トリスタン : 「あの…」

[メイン2] トリスタン : 「~~~~~~~」

[メイン2] トリスタン : 「行きましょうか、オリサク」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「まあ…人にはいろいろな事情があるのでしょう。両手に華とはいかずに残念でしたねトリスタン」

[メイン2] 織作 碧(おりさく みどり) : 「行きましょうか」
(あそこまで堂々と誘われて恥をかかせるのもあれかと思って手を取りましたけど……これちょっと恥ずかしいですね……でもまあ、いいでしょう)

[メイン2] ブラックウィンド : 「行くか」

[メイン2] トリスタン : 騎士は歩む 主と共に
その行く先は城でも無く戦場でも無く
ただの塔 そんなお伽噺の一体何が面白いのか

[メイン2] トリスタン : …存外 面白い物ですよ?

[メイン2] トリスタン :